プランターの選び方・選ぶポイントとは

日本では、プラスティックを使用した長方形のものが一般的ですが、他にも木製・素焼き(テラコッタ)・陶磁器・金属製・発泡スチロール製、円筒型・半円形のものなど、様々な材質、形状のものがあります。

素材は、土の乾きやすさや水はけに影響を与えます。

形状は、植えるものによっては配慮する必要があります。
※植物の特性に合わせて

『タフプランター』は底面全面に排水穴をあけることで、真ん中は排水できても、隅に水が残ってしまう…というお悩みをカバー。

細かめの穴をたくさん入れることで、水はけもよく、害虫の侵入も防いでくれます。（もちろん100％害虫の侵入を防げるわけではありません。）

上記２つの「容量」「排水機能」が問題なければ、あとは好みで選んで大丈夫。

ただ、なるべく快適に…と思うと、持ち手があるなど利便性がいいものや、別の用途に使えるような機能があるものの方が長く使い続けることができます。

『タフプランター』はしっかりした持ち手があって、水を含んだ土が入るなど、重量が増しても運びやすいようになっています。

また、平坦なプラスチック製ボディのため、洗いやすいところも自慢です。

前述「サイズ選び」項目で紹介した通り、植物や野菜にはそれぞれ植えるのに適切な間隔（「株間(かぶま)」とも呼びます）があります。

プランターは植木鉢よりもサイズが大きいため、特に初心者の方は、つい狭くたくさん植えてしまう失敗が多いそう。株間はタネの袋などに記載されているので、しっかりチェックして植えることがおすすめです。

プランターに入れる土は、市販の培養土がおすすめ。

酸度を調整してくれており、自分で土作りを行う必要がないので楽ちんです。花用・野菜用といったように、培養土もいくつか種類が分かれていますので、植える植物に合ったものを使ってあげてください。

そして、土は必ず新しいものを使いましょう。

もったいないからと以前使っていた古い土を使い回すと、元気に育ってくれなくなる可能性があがります。古い土には雑菌・害虫や害虫の卵など、目に見えないリスクが潜んでいるからです。

育てる植物によっては、支柱や防虫ネットもプランター購入時にそろえておきたいです。

ツルが伸びたり、実がおおきくなる植物の場合は支柱を、種を植える段階で一緒に用意してあげることで、スムーズに成長してくれます。

安全性の高い野菜を栽培したいときは、害虫を防いでくれる防虫ネットが活躍します。

いざ使おうとしたときにサイズが合わない…とならないように、事前にプランターと合わせて準備しておくと安心。
防虫ネットも網目の細かさをはじめとして様々なものがありますので、育てたい植物に合わせて選んであげましょう。

水やりはとても奥の深い作業。

初心者の方は、つい水をやりすぎてしまう傾向が高いようです。

水をあげすぎてしまうと、土の酸素濃度が下がってしまい根が酸欠状態になって逆効果に。

季節によってもあげる水の量が変わってくるので、土の湿り気、葉の瑞々しさなど、毎日観察して調整してあげてください。